データ処理に関する追加条項 (DPA)
本覚書は、合同会社ALTEA が提供する CRM/SFA サービス「MeMe」において、お客様から委託を受けて取り扱う個人データの取扱いを定めるものです。個人情報保護法上の「委託」に整合する形で運用します。
- バージョン
- v1.0
- 施行日
- 2026年7月1日
- 最終改定日
- 2026-07-01
1. 本覚書の位置づけと適用
本「データ処理に関する追加条項」 (以下「本覚書」または「DPA」) は、合同会社ALTEA (以下「当社」) が提供する CRM/SFA サービス「MeMe」 (以下「本サービス」) に関し、当社と利用者 (以下「お客様」) との間の利用規約の一部を構成し、お客様が本サービスに入力・登録するデータに含まれる個人データ (以下「委託個人データ」) の取扱いについて定めるものです。
本覚書は、個人情報の保護に関する法律 (以下「個人情報保護法」) に定める「個人データの取扱いの委託」 (第27条第5項第1号) に関する当事者の義務を明確にすることを目的とします。本覚書とプライバシーポリシーまたは利用規約の本文との間に齟齬がある場合、委託個人データの取扱いに関しては本覚書が優先します。
2. 用語の定義と役割分担
本覚書において、各当事者の役割は次のとおりです。委託個人データの利用目的の特定および本人への対応の第一次的責任はお客様にあります。
| 役割 | 当事者 | 内容 |
|---|---|---|
| 管理者 (委託元) | お客様 | 委託個人データの取扱事業者として利用目的を定め、当社に取扱いを委託する立場。本人 (データ主体) への一次的な対応責任を負います。 |
| 受託者 (処理者) | 当社 (合同会社ALTEA) | お客様の指示および本覚書に従い、本サービスの提供に必要な範囲でのみ委託個人データを取り扱う立場。 |
| サブプロセッサ (再委託先) | 第三者 | 当社が委託個人データの取扱いの一部を再委託する第三者。一覧はサブプロセッサ一覧に開示します。 |
- 「委託個人データ」とは、お客様が本サービスに入力・登録する取引先・案件・活動・担当者・名刺画像・見積等のデータに含まれる、お客様の取引先担当者等の個人情報 (氏名、連絡先、所属、役職等) をいいます。
- 「本人」 (データ主体) とは、委託個人データによって識別される個人をいいます。
3. 処理の対象・目的・期間・データ種別
当社が委託を受けて行う委託個人データの処理の内容は、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 処理の対象者 (本人の範囲) | お客様の取引先・見込先の担当者、お客様が登録する連絡先等 |
| データ種別 | 氏名、会社名・所属、役職、メールアドレス、電話番号、住所、名刺画像、商談・活動の記録、見積宛先情報等 |
| 処理の目的 | 本サービス (CRM/SFA 機能) の提供、維持、保護、改善、ならびに障害対応・サポート。マーケティング目的や AI モデルの学習には使用しません (AI の学習利用は AI利用ポリシーに従います)。 |
| 処理の方法 | 本サービス上での保存、検索、表示、編集、削除、集計、AI による要約・抽出 (推論)、PDF 等の生成、エクスポート |
| 処理の期間 | 本サービスの契約期間中。契約終了後は第8項に定める返還・削除の手続に従います。 |
4. 受託者 (当社) の義務
当社は、委託個人データの取扱いに関し、次の義務を負います。
- 指示に従った取扱い: 委託個人データを、本サービスの提供という委託の目的の範囲内で、お客様の指示および本覚書に従ってのみ取り扱い、委託の範囲を超えて取り扱いません。
- 守秘義務: 委託個人データを秘密として保持し、本覚書および利用規約に基づく場合または法令に基づく場合を除き、第三者に開示・提供しません。
- 従業者の監督: 委託個人データを取り扱う従業者を必要最小限に限定し、守秘義務を課したうえで、適切に監督します。
- 安全管理措置: 委託個人データの漏洩、滅失または毀損の防止その他の安全管理のために、次の技術的・組織的措置を講じます。
| 区分 | 措置 |
|---|---|
| 暗号化 | 転送時 TLS 1.2 以上 (HTTPS のみ受付)、保存時 AES-256 (Google マネージド) |
| アクセス制御 (最小権限) | ロール (admin / member / viewer) に基づく権限管理、サーバーサイドでの認証・認可検証。本番データへのアクセス権は限定された運用者のみに制限 |
| テナント分離 | テナントごとに独立した Firestore named DB と Cloud Storage バケットを割り当てる Bridge パターン (物理レベルの分離)。他テナントのデータへ技術的に到達できません |
| 監査ログ | 委託個人データの作成・更新・削除操作を記録 (誰が・いつ・何を) |
| 認証情報の保護 | パスワードはハッシュ化 (Firebase Authentication) して保管。多要素認証 (MFA) に対応 |
5. サブプロセッサ (再委託)
当社は、本サービスの提供に必要な範囲で、委託個人データの取扱いの一部をサブプロセッサ (再委託先) に再委託することがあります。お客様は、本覚書への同意をもって、当社が サブプロセッサ一覧に掲載するサブプロセッサを利用することにあらかじめ同意するものとします。
- 一覧の開示: 現に利用するサブプロセッサは サブプロセッサ一覧に開示します。現時点で委託個人データ (CRM データ) の保存・AI 処理を担う主要なサブプロセッサは Google LLC (Google Cloud Platform / Vertex AI) です。
- 再委託先への同等義務: 当社は、各サブプロセッサとの間で、本覚書において当社が負う義務と同等の義務 (データ処理契約 / DPA) を課し、適切に監督します。
- 変更の事前通知: サブプロセッサの追加・変更を行う場合、原則として変更の30日前まで (委託個人データの処理ロケーション変更等の重大な変更の場合は60日前まで) に、サブプロセッサ一覧の更新または当社所定の方法によりお客様に通知します。
- 異議: お客様が当該変更に合理的な理由により同意できない場合、お客様は当社所定の方法により異議を述べることができ、当社はお客様と誠実に協議します。協議が調わない場合、お客様は当該変更の効力発生日までに本サービスを解約できます。
当社は、サブプロセッサの行為について、自己の行為と同様にお客様に対し責任を負います。
6. データ主体の権利への協力
委託個人データに関する本人 (データ主体) からの請求への一次的な対応責任は、管理者であるお客様にあります。当社は、本人からの権利行使 (利用目的の通知、開示、訂正・追加・削除、利用の停止・消去、第三者提供の停止等) にお客様が応じるにあたり、次のとおり合理的な範囲で協力します。
- 当社が本人から直接請求を受領した場合は、原則として当社単独で応答せず、速やかにお客様に取り次ぎます。
- お客様の求めに応じ、対象データの特定、開示資料の作成、訂正・削除の実施等に協力します。
- 本サービスの管理画面において、お客様自身が委託個人データを検索・開示・訂正・削除・エクスポートできる機能を提供します。
7. 漏えい等が発生した場合の通知
当社は、委託個人データの漏洩、滅失、毀損その他の安全管理に係る重大な事象 (以下「漏えい等」) を認識した場合、次のとおり対応します。
- 漏えい等を認識した後、不当に遅延することなく、速やかにお客様 (委託元) に通知します。
- 通知には、判明している範囲で、事象の概要、影響を受けた可能性のあるデータの種類・範囲、当社が講じた措置および今後の対応方針を含めます。
- 個人情報保護委員会への報告および本人への通知が必要となる場合、当社は、取扱事業者であるお客様がこれらの法令上の義務 (速報・確報、本人通知) を履行できるよう、必要な情報の提供および対応に協力します。
8. 契約終了時のデータの返還・削除
本サービスの契約終了時における委託個人データの取扱いは、次のとおりです。詳細は当社のデータ削除の取扱いに従います。
| 段階 | 取扱い |
|---|---|
| 解約後の猶予期間 | 解約日から90日間はデータを削除せず保持 (ログインは無効化、read-only)。誤操作・誤解約からの復旧およびエクスポート確認のための期間です。 |
| エクスポート (返還) | 解約後の最初の30日間、お客様 admin は委託個人データを構造化形式 (CSV / JSON 等) でエクスポートできます。 |
| 削除の実行 | 猶予期間 (90日) の経過後、テナントの named DB と Storage バケットを識別子指定で削除。Firebase Auth のユーザーレコードも削除します。 |
| バックアップからの消去 | 解約後に生成される新規バックアップは保持せず、既存バックアップは世代管理 (最長30日) の経過とともに消去。最長で解約日から120日ですべてのコピーが完全消去されます。 |
| 削除証明 | ご希望に応じ、削除完了日・対象範囲を記載した削除証明書を発行します。 |
法令上の保存義務がある書類 (契約・請求関連) は、当該法令の定める期間、本サービスとは分離して保管する場合があります。これらにお客様の取引先・案件等の業務データ本文は含まれません。
9. 監査
お客様は、当社が本覚書に基づく義務を遵守していることを確認するため、合理的な範囲で監査を行うことができます。
- 監査の方法は、当社のセキュリティ資料・第三者認証報告書 (当社およびサブプロセッサが取得・提供するもの) の提供、当社への書面質問 (セキュリティ質問票) への回答を基本とします。
- これらによって確認が十分でない場合、お客様の費用負担で、当社が事前に合意した範囲・方法により、追加の確認 (画面共有による確認、お客様指定の監査機関による確認等) を行うことができます。
- 監査は、本サービスの提供および他のお客様のデータの機密性・安全性を害さない範囲で、合理的な事前通知のうえ、通常の営業時間内に実施します。
10. データロケーションと越境移転
当社は、委託個人データ (保存データ) を Google Cloud Platform の asia-northeast1 (東京) リージョンに保存し、国外へ移転しません。これにより、保存データについては国内完結を実現しています。
11. 個人情報保護法上の委託先の監督
本覚書に定める当社の義務、サブプロセッサに対する同等義務の設定および監督、ならびに当社による安全管理措置の実施は、お客様 (委託元) が個人情報保護法上負う「委託先の監督」 (個人情報保護法 第25条) の要件を満たすことを意図したものです。お客様は、本覚書および当社のセキュリティ資料をもって、委託先の監督に関する確認を行うことができます。
12. 一般条項・改定
- 本覚書に定めのない事項は、利用規約およびプライバシーポリシーの定めによります。
- 当社は、法令の変更またはサービス内容の変更に応じて本覚書を改定することがあります。重要な変更を行う場合は、本サービス上または当社所定の方法により周知します。
- 本覚書は、委託個人データの取扱いが継続する限り効力を有し、第8項の返還・削除の完了をもって終了します。
13. 署名欄 (個別締結による場合)
本覚書を書面により個別に締結する場合、当事者は以下に記名押印または署名します。
| 区分 | 記載事項 |
|---|---|
| 委託元 (お客様) | 会社名: 【要記入: お客様会社名】 / 代表者: 【要記入: 役職・氏名】 / 締結日: 【要記入: 締結日】 |
| 受託者 (当社) | 会社名: 合同会社ALTEA / 代表者: 村上 将大 / 締結日: 【要記入: 締結日】 |